飯豊山縦走
2005年8月11日〜14日
久保・田中
「きたぐに」を新津で降りる。磐越西線の会津若松行き快速に乗り換えるためホームを移動する。昨日来の雨のため一部区間運転とのアナウンスがある。山都駅まで乗る予定が津川駅で降ろされ、代行バスに乗せられる。
山都駅からタクシーで川入キャンプ地まで入る。
昔から信仰の山として登られたコースらしく、樹齢400年を数える大きな杉3本、栃2本の植えられた横から登りはじめる。ブナ林の中の急な登りが続く。下十五里・中十五里・上十五里と長坂が続く。なかなか足が前に進まない。次第に遅れてくる。食糧を田中さんに引き受けてもらったが、足の重いことに変わり無し。
三国岳への登りは、鎖場が三ヶ所ある。ここの鎖は20cmくらいの長さがある大きなものであった。三国小屋は頂上近くにある。
三国小屋の管理人のアドバイスにより、石転び沢雪渓を下る計画を中止する。杁差岳まで縦走し、足の松尾根下りに変更する。
種蒔山へは鎖場を含む上りが続く。切合小屋を過ぎ本山小屋で休む。神社は?と見れば背丈程の鳥居の向こうに、ごく普通の平屋建ての建物がある。飯豊山神社であった。古くからの信仰の山にある神社のイメージとそごした。引き戸を開け入ると正面に神棚がある。板の間に守人が座していた型どおりのお礼をすませて退散する。白砂の稜線を登れば飯豊山頂だ。大ー尾根道を右に分け駒形山・御西岳へとアップダウンを繰り返す。御西岳へ12時に着く。コーヒーの振る舞いを受ける。雨に濡れた身体に暖かさが染み込んでゆく。
盟主飯豊山より少し高い大日岳に足を伸ばす。
御西小屋は18時から2時間スポットライトが灯る。夜中は管理人室の壁に常夜灯があり有難い。新しい小屋の基礎工事が終わっていた。
雨の中天狗岳、烏帽子岳、梅花皮岳と時には右手に雪渓を見ながら長丁場をこなす。梅花小屋は広々とした鞍部に建つなかなかきれいな小屋である。
当初計画の石転び沢の大雪渓をのぞき込み出発する。北股岳へ登り返し門内岳を越せば門内小屋に達する。胎内山を越え扇ノ地神で梶川尾根を右に岐け、地神山まで登る。地神北峰で丸森尾根を右に見送り頼母木山を過ぎれば、頼母木小屋に着く。
小屋までパイプで水を引いてあるのでうれしい。
大石山の分岐でザックをデポする。身軽になって杁差岳を目ざす。ぐっと下りつづら折りの道を登り返せば鉾立峰に着く。大石山1.3k杁差岳1.1kの標識あり。後は緩やかな道になる。杁差小屋から頂上へは一投足である。天気がよければ飯豊の山々はもちろん、日本海の海岸線も近くに見えるそうだが、生憎の雨何も見えない。
大石山からの足の松尾根下りは、両側はストンと切れ落ちた背尾根の急激な下りであった。大石山稜線から登山口までの標高差約1100mだそうな。
登山口に、胎内ヒュッテ日帰り風呂ありの張り紙あり、林道を下る。胎内ヒュッテはしゃれたリゾートホテルだった。風呂に入り、バスの時刻までゆっくりとロビーで時を過ごした。
8月11日 川入キャンプ場11:53−下15里12:35−上十五里13:17−剣ヶ峰16:39−三国小屋17:10(白)
8月12日 三国小屋6:00−種蒔山7:19−切合小屋7:30−本山小屋9:26−飯豊山−御西岳−御西小屋12:00−大日岳13:37−御西小屋14:46(泊)
8月13日 御西小屋6:24−御手洗ノ池7:43−烏帽子岳8:56−梅花皮岳9:28−梅花皮小屋9:46−北股岳10:41−門内岳11:39−門内小屋11:41・12:12−地神山13:20−頼母木山14:15−頼母木小屋14:40(泊)
8月14日頼母木小屋6:20−大石山分岐6:59−鉾立峰7:33−杁差岳8:09−鉾立峰8:50−大石山9:29−水場10:29−足の松登山口12:50−胎内ヒュッテ13:30
備考 小屋泊代 三国小屋、御西小屋 2,000円 頼母木小屋 1,500円
ビール 1,000円
(久保)
